水・エネルギー・防災研究領域(領域長 寶馨)
概要
京都大学ユネスコチェアWENDIと協力して、地球社会の持続可能な発展に重要な生存基盤資源分野、すなわち、水・エネルギー・食料・生態系及び防災などに関する教育プログラムと、世界遺産、ジオパーク、エコパークを活用した国際共同研究を実施する。
WENDI は2018年4月に、京都大学で初めて発足したユネスコチェアである。京都大学では、学際融合教育研究推進センターのもとに「水・エネルギー・防災教育研究ユネスコチェアユニット」として公式には位置付けられている。文部科学省には、「水・エネルギー・災害に関するユネスコチェア」として登録されている。
ユネスコチェアWENDIの目的は、現代社会NO 現代社会が直面する様々な課題の解決に取り組む知識・技術・広い視野を備えた人材を育成することである。このため、学生の自主的な学びを尊重しつつ、学問分野の垣根を越えた新たな学際的な高等教育における持続可能開発教育・研究(HESD)の質が保証されたプログラム(以下WENDI-HESDプログラムとする)を提供する。国連・国際機関、他のユネスコチェアあるいはユネスコセンター、政府機関、大学・研究機関及び民間組織の卓越した研究者・教員と協働することにより、SDGsの達成及びレジリエントな社会の構築に貢献する。
本研究領域は、総合生存学館においてWENDIの活動を支援するとともに、学館内外の教職員と学生さらには学外の様々な研究者、実務家、一般の人々と交流し、人類の生存に欠かせない水、エネルギー、食料、生態系、防災などに関して共同研究、研究集会、研究集会を企画し実施する。